【外国語で龍ってどう書くの?】各国の"竜"の読み方と書き方をまとめてみた
どうも龍の絵だけ描いてるイラストレーターのじぇいぴーえぬでぃー(@jpn.dragon)です。
東洋における「龍」と西洋における「ドラゴン」が違うってのは皆さんご存知かと思います。
日本における龍と言えば、足の生えたヘビのような姿で長いヒゲと角があります。一方欧米ではドラゴンと言えば翼が生えてるいわゆる「翼竜」というのが龍のイメージ。
とはいえ日本や東洋における龍を英語で訳してくださいと言われたらDragonと訳すしかないワケですよ。多分実際はJapaneseDragonとか付けて訳して区別されることが多いかと思います。
なので日本における龍を必ずしも外国語に置き換えられるとは限らないのですが、今日はあえて置き換えてみることにしてみました。
龍の外国語を一覧でまとめてみましたのでご紹介します。
各外国語で「龍」「竜」を一覧でまとめてみた
では早速見ていきましょう。一般的に良く知られる有名な外国語で竜はどのように書くのかご紹介。
前もってお伝えしておきますが、私は英語を含める外国語がほぼ出来ないので調査したものの間違ってる可能性があるのでご注意を。
英語:Dragon
ご存知ですね。もっとも一般的な龍の外国語。
言うまでもなく発音はドラゴン。カタカナで書いてもドラゴン。
とはいえ個人的にはドゥラゴンって書くのが一番英語に近いカタカナ表記のような気がします。
フランス語:Dragon
フランス語って元々は英語にあまり似てないと思うんですよね。一回旅行に行っただけなので詳しく知らないけど。
ただ中には同じ単語も存在するのか、フランス語での表記は英語と同じくdragonでした。
フレンチらしいイントネーションで発音は「ドォラァグン」って感じでした。
イタリア語:Drago
イタリアでは英語とフランス語と違い、ドラゴンの綴りがちょっと変わってnがなくなりました。発音は「ドラァーゴ」って感じのイメージが適切かと思います。
さっきからカタカナで読み方書いてるけどコレ伝わってんのかな…。
ドイツ語:Drache
ドイツ語では綴りが全然変わってしまいました。初めのドラだけは同じだけど。
カタカナ読みは「ドラッヘ」またはドラッハって感じになるかと思います。ドイツ語ってカタカナで書くのが難しいよね…。
スペイン語:Dragón
スペイン語のDragónは英語と同じような発音で「ドラゴン」。ヤンキーみたいにちょっと舌を巻いてる感じで言ってね。
知らない人もいるかもだけど、スペイン語ってスペインだけじゃないんだよ。メキシコやキューバ、コロンビアなんかもスペイン語。もちろん訛りとかはあるんだろうけど。
ポルトガル語:Dragão
ポルトガルでの発音は「ドラグーン」。ポルトガルってどこよって感じですが、ポルトガルもスペインと同様に昔はあちこちに植民地を増やしていた大国だったので色んなところで使われてる言葉です。
有名な国だとやはりポルトガルとブラジルですね。
ロシア語:дракон
ラテン文字、ローマ字じゃなくなると急に何なのか想像もつかないw
なんやこの文字→д
発音を聞いてみたところ、「ドォラコーン」って感じでした。
意外と普通。pとか入ってるのにね。
特徴的なのはドラゴンじゃなくて確実にドラコンとコの部分が濁ってないこと。またアクセントがコに来てるのも他の国と違います。
中国語:龍
中国語ね。繁体字の龍は日本の龍と同じ漢字です。
ちなみになんだけど「竜」は「龍」の略字であり古字なのです。実は旧字体じゃないんですねー。
読み発音は「ロン」。ドラゴンボールの神龍ってシェンロンって読むよね。
もちろん中国の龍は日本に伝わった龍の原型なので、西洋のように翼のあるドラゴンと言うよりは龍って感じの龍です。(←語彙力)
韓国語:용
韓国のドラゴンも日本や中国と同じタイプ(?)のものです。昔の東洋は中国が中心でしたから、韓国も中国の龍の影響を受けています。
発音のについてですが中国のロンというよりは「ヨン」と言う感じのようです。
タイ語:มังกร
タイ語の龍の発音は「マンゴーン」。中国語とは全然違うんですね。
タイってあまり馴染のない国だからそもそも龍っているの?って感じですが、タイも日本と同じく仏教圏。
ちなみにタイのワット・サームプラーンという寺院には特大の龍が巻き付いた塔が存在します。
これすごいよね。タイに行ったら絶対に見てみたい。
ベトナム語:Rồng
中国と同じような発音の「ロン」。ベトナムはアルファベット表記を使用していますが、昔は中国の支配下にあり大きく影響を受けていたようです。
なので中国語の龍とほぼ同じ発音なんですね。
こうやって外国語について調べるのって新しいことが知れるし、意外と楽しいですね。
最後に
いかがだったでしょうか。
いろんな国の龍と言う言葉をまとめてみました。基本的には「ドラゴン」という言葉と「ロン」と言う言葉が主体になって、そこから言葉が訛っていくというのが多いみたいですね。
今度世界中の龍の種類とかの解説もしてみたいですね。面白そう。
このブログでは他にもたくさんの龍の話をしているので良ければ合わせてご覧ください。